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July 21, 2005

~詩を読んでみる~

『8月のクリスマス』(作詩・作曲/山崎将義)
 @2005年8月24日(水)発売

♪ありふれた出来事が こんなにも愛しくなってる
♪わずかな時間でも ただ君の傍にいたかった
♪あの夏を偲ぶように 粉雪が舞い降りる
♪鳴り止まぬ鐘のように 君と過ごした日々を
♪優しくつつんで欲しい

♪僕の記憶もいつか 遠い空に帰ってゆくのだろうか
♪過去からの便りのように 粉雪は舞い降りて
♪ガラス越し 冬の朝 心に秘めた思い
♪君に届けて欲しい

♪どれくらいの涙が 残ってるだろう
♪今は静かに 目を閉じるだけで

♪想い出を 語るように 粉雪が舞い降りる
♪悲しみにくれぬように 微笑をたやさぬように
♪日は巡り 振り返れば
♪確かに 君がいた あの夏の日に
♪確かに 僕がいた 8月の空の下


ラジオで放送されたものから、拾ってみました。こうやって文字に起こしてみると、まさに映画の映像から生まれた曲だなぁって、思いますね。主人公は彼女への想いを残したまま亡くなるのだけど、この曲は、いなくなってもその人の想いがずっとそこにあるのだと、そっと教えてくれています。

そういえば、以前に私は、公式のBBSに「雪は天からの手紙」と書いたことがあります。これは、「中谷宇吉郎」という世界で初めて人工的に雪の結晶を作り出した科学者(石川県出身)の方の言葉です。空から舞い降りる雪を、「手紙」や「便り」と表現することに、私はとても情緒を感じます。
♪過去からの便りのように 粉雪は舞い降りて♪
そう唄った「8月のクリスマス」。主人公は天にのぼってしまったけれど、真っ白な粉雪に在りし日の想いをたくし、彼女に何か伝えたかったに違いない・・・そんな風に思えてきます。主人公が生前に書いた手紙は、妹の手によって投函され、やがて彼女のもとに届きます。私は、この手紙が届いて、本当によかったと思います(韓国版では投函されない)。もう二度と会えなくなってしまった…と、知るのは悲しいけれど、これほどまでに愛されていたと知らずに、あの夏の全てが過去になってしまうのは、あまりにも…哀しくて苦しくて…。
映画の冒頭のシーン。主人公が幼い頃から好きだった場所。高台から眺める雪の降る町。そのシーンが、金沢で撮影されたことに、どこか縁を感じます。偶然でもいい。そう思いたい。この町に降る雪を見て、こんな素敵な曲が生まれたのかな・・・そう思うだけで、胸がいっぱいになります。涙がこんなに温かいなんて、今まで知らなかった。


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